採用コンサルタントと従業員のメンタルヘルスケア
従業員には事業所に収益をもたらす従業員と、収益を阻害する従業員、また逆に事業所に損害を及ぼす従業員が存在します。事業所の目的は事業を行うことにより収益をあげることにほかなりません。事業所に損害を与えるような従業員がいては社長をはじめ多くの方の努力が水泡に帰します。
当事務所では従業員採用の段階からいくつかのツールを用いて、その採用候補者が御社の目的に沿った人物なのか、御社に収益をもたらしてくれる人物なのか、どのような業務にマッチした人物なのか、どの程度の潜在的な能力を持った人物なのか…。様々な角度からの検証のお手伝いを行います。
2種類の基礎能力診断は潜在的な考える力と実践的な業務処理能力を診断します。考える力の論理性、直感力、イメージ形成力、柔軟性、業務処理能力の迅速性と正確性、そして総合評価とすべてが全国平均値をもとに偏差値で表されます。
適性診断、パーソナリティ診断ではその方が嘘をついていないかの信用尺度、仕事に取り組むにあたっての行動傾向や心理傾向、職場という組織の中でどのように振る舞うか、将来、事業所の中心となってリーダーシップを発揮していけるか、事業所が期待する成果を上げうる人材であるかなどの予測材料を提供します。
もちろんこれらのツールは新規採用時の判断材料としてだけではなく、人事異動の際にもご使用いただけます。
従業員が企業の収益を阻害する要因として最近急増しているのが、メンタルに不調を訴え休職する従業員です。メンタルに不調を訴えている以上、その方を無理に職場に留めておくことはできません。そうなった以上は他の方法でその方に対処するより外に方法はありません。むしろ問題はそこに至るまで放置しておいた事業所側に責任があると言わざるをえないのです。
このような場合、一般的にはパワーハラスメントや過度の時間外労働などが原因となっていることが多く、事業所は単に従業員が戦力として計算できないばかりではなく、従業員が牙をむいて襲い掛かってくることまで想定しなければなりません。
御社は十分に対応を検討されていますでしょうか。
働くとは、一般的に20歳前後から65歳前後までの人生で最も活発な時期の、人間の最も活動的な時間を費やして、そこに働きがいや生きがいを感じられるという人間だけが感じ取れることができる幸せな行為です。働くことによって心身に不調を訴えるようなことがあれば、それは不幸であるとしか言えません。目に見えて誰にでもわかる危険であればそれを除去すればいいのですが、厄介なことにメンタルの不調を引き起こす危険は本人以外の人には感知できないことがほとんどです。
ではどのようにして危険を除去するのでしょう。
事業主さまは従業員のことをよくわかっていらっしゃるとおっしゃいます。しかし、実際には従業員は社長には決して本当のことを伝えないのです。仕事のことならともかく、個人的なことならなおさら社長には伝えられません。社長はもちろん、事業所の関係者には本当のことを言えないのです。事業所の関係者ではなかなか相談を聞く相手にはなれません。
御社はこのような従業員の悩みを聞いたり、解決の助けをしてくれる外部相談機関をお持ちでしょうか。
当事務所にぜひご相談ください。当事務所の通常の顧問契約には、御社の従業員のみなさまの様々な悩み事を専門にお聞きする外部相談機関との契約がパッケージされています。
従業員のみなさまが、心身とも健康で、御社の収益が従業員の力によってますます増大していかれますことを、心よりお祈り申し上げております。
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