「官公署提出書類の作成提出代行」における行政書士の業務
行政書士業務の最も大きな特徴は、その範囲の広さにあります。
「行政」という言葉の定義をご存知でしょうか。通説では、国家作用のうち、司法作用と立法作用を差し引いた残りの作用をさします。(控除説)
「官公署提出書類の作成提出代行」における行政書士の業務範囲にもこの考え方が当てはまります。
つまり、官公署に提出する書類の作成提出業務のうち、他の法律で制限されているものを除いた残りが行政書士の業務範囲となるのです。
言い換えるなら、行政書士は他の法律で制限されていないすべての官公署提出書類を作成提出することができるのです。ですからその種類は1万をこえるといわれています。
ちなみに「権利義務」「事実証明」に関する書類もまた、他の法律で制限されていない限りすべての書類を作成することができます。
「他の法律で制限されているもの」というのは例えば、訴状等裁判所に提出するもの、登記申請書等法務局に提出するもの、申告書等税務署に提出するものなどがあります。
(※法務局に提出する書類である帰化許可申請書のように、制限を受けない一部例外もございます。)
行政書士が必要とされる理由
官公署が関係する手続きについて専門家としての行政書士は以下の点で市民の皆様のお役にたつことができます。
- 官公署に足を運ぶ・書類を作成する—その時間や労力を省く
一般に許認可等の申請のための書類が多数に及ぶことは珍しくはありません。
また、事前の打ち合わせや申請のため官公署に平日出向くことになり、すぐに帰れるかはわかりせんし、1回で済むとは限りません。
これらのために時間の都合をつけるのは難しい、という方も多いのではないでしょうか。 - 書類作成・手続のためのノウハウ・法律知識
手間暇さえかければよい結果につながるとは限りません。だれがやっても同じようなものになるのもあれば、一定水準の「質」が求められるものもあります。このようなときにはより確実に、スピーディーに目的を遂げるため、知識と経験が必要とされるのです。
- 手続きに関する情報収集分析・折衝能力
特に時間がない方にとっては、手続きのための情報を収集したり取捨選択したりするだけでも一苦労かと思います。
もちろん、情報は手に入れるだけでなく、その意味するところを読み取る能力が必要です。
また、手続きによってはその途中で大きな問題に直面し、それを解消するための官公署とのやり取りが必要となるケースもあります。例えば官公署に何らかの「お願い」をして譲歩をしてもらったり、あるいは「上申」をしなければならないケースなどは行政書士の存在意義は大きなものとなるでしょう。 - コンサルティング
書類を作成するだけでなく、手続きに関連したコンサルティングを行う事もございます。
とある手続きを行うに当たり、時間、知識、情報、折衝など何かしらに不安な点がありましたら、私ども行政書士にご依頼いただくメリットがあるはずです。
官公署提出書類が生じる場面
こういったシーンがございましたら、お気軽にご相談ください。
各種許認可、認証、登録申請、届出手続
- 建設関連
☆建設業許可・入札参加資格 ☆経営事項審査 ☆宅建業免許
- 国際法務関連
☆帰化・永住許可 ☆在留資格変更・期間更新
- 医薬医療関連
☆医薬品医療機器許可 ☆医療法人・宗教法人等各種法人設立、変更許認可 ☆薬局許可
- 食品衛生・風営関連
☆食品営業許可 ☆飲食店営業許可 ☆風俗営業許可
- 自動車・運輸関連
☆運送業許可等 ☆自動車登録 ☆車庫証明
- その他
☆産廃業許可 ☆農地移転、転用 ☆古物商許可
☆屋外広告物設置許可 ☆建築確認
警察署への告訴・告発状、検察審査会への審査申立書
その他上申書、申立書
(※他の法令において制限されているものを除きます。)
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